さいたま市大宮区のGallery樟楠で開催中の、「但馬木彫と井波梅福」展に予告通り5月28日、東京養父市会応援デーとして出かけました。
雨雲が近づく予報もあったせいか来展者は少なかったのですが、Gallery樟楠の阪 健志さんの解説で、出品作家の松田一戯さん、松田京子さん、松田掲三さん、松田政斗さん、井波梅福さん(本名:梅野浩壱さん)の作品を、それぞれの特徴をお聴きしながらゆっくり鑑賞させていただきました。
湿度の高い大屋で彫られた作品は乾燥した関東に搬入されると表面に割れが生じることがあるため、水を入れた器を置くなど、注意深い管理をされているとのこと。
一方で、「ただ、木の内部まですっかり乾燥してしまうと、割れは閉じるのです」と、不思議と思えるような木の特質も伺いました。
但馬の風土の中ではぐくまれた素朴さ、強さ、あたたかさ、そして、更にさびしさ、願い……等々まで木彫の作品から感じられるようです。
マスクを外すと爽やかなクスノキの香り。作品の表現と木の香りに心癒されたひと時となりました。
東京養父市会応援デーとしての参加者は残念ながら山田会長と柳沢だけでした。
まだ6月4日(日)まで開催されています。11時~18時(6月 4日は16時迄)
JRさいたま新都心駅東口より徒歩8~10分です。お時間がある方は、是非お出かけください。
記・柳沢
「但馬木彫と井波梅福」
5/20(土) ― 6/4(日)
11:00~18:00(最終日16:00)火・水定休
会場:<Gallary樟楠>(ギャラリーくすくす)
さいたま市大宮区北袋町1-147
TEL 048-641-9156