地元養父市の方から東京養父市会宛に投稿がありましたので、紹介させて頂きます。
件名: 11/6まるごとにっぽん行きに感謝
11/6のまるごとにっぽん行きありがとうございました。
ホームページのお便りを、全会員に回覧したところです。
私たちは区内有志15人に家族の応援も得て、八鹿町大森区の耕作放棄地をお借りした約6千平米に朝倉山椒やみかん、いちじくを生産しています。日照時間が長く、西日が早く陰ること、八鹿駅を降りると正面にそびえる大森山(402m)の裾野のため水はけもよい最高の立地です。このため養父市内では収穫もいちばん早く、関宮町三宅の「まんとの湯」の付帯施設加工場で下処理ののち、やぶパートナーズ(株)からヨーロッパ・ブラジル等のシェフの元に送られているようです。生産者が増え、JA但馬の会員の取組もあって、ことしは「朝倉山椒はなんぼあっても売れる」「なんぼ高くても売れる」状況になっているようです。生産だけのグループで、まるごとにある加工品の製造まで手が回りませんが、加工品製造に思わぬ参入が続くなど、うれしい思いです。
今回店頭に並べていただきました「朝倉山椒とその風土」は、京丹波から若狭まで知られ、増刷しました。
この記録集の存在が知られ、福井県大飯町(原発立地)の方に送ったうちの一冊が町長にもわたり、昨日わがメンバーの茨木信雄(元・養父市経済産業部長で山椒研究者)さんと大飯町に行き、町長室で町長、担当課長、窓口となった町会議員と1時間半懇談してきました。かねてから耕作放棄地の解消にㇼ組んできたが、ことごとく失敗したと聞きました。今後、交流しながら応援することとしました。
当方が強調したのは、
1. 町の仕事は、条例制定と予算化。町長や担当課長は表に出ず、こっそり見守る。
2. 少しずつでも成果が見られるようなら、取り組んでいるグループを評価するだけ。
取り組むなら事前に訪れて助言し、朝倉山椒の植え付けから支援することとしてきました。
町担当者がその様子を知りたければ、会場の端っこで見ているだけにしてほしい…
やろう会流のまちづくり、人づくりの手法で支援することにしています。
東京養父市会の皆様には、過日のような活動が私たちを元気づけてくれます。ありがとうごいます。コロナの状況にもよりますが、山田会長にもお願いして養父市会総会に訪問できればと願っているところです。
引き続きご支援いただければ、私たちの励みになります。
今後ともよろしくお願いします。
令和4年12月3日
養父市八鹿町大森 耕作放棄地解消推進グループ やろう会
西村禮治