ビバホール・チェロコンクール ( 全日本チェロコンクール) は、7月5日から始まり、第一次予選、第二次予選を経て、7月9日の決勝戦と最終審査で終了しました。
第一次予選は33名が出場、2日間に亘っての演奏後の審査で、約半数の17名が残りました。
第二次予選は、丸一日の長時間に亘る演奏と審査の結果、予定以上に9名もが残り、この9名で、最終決勝戦となりました。
結果 1位 泉 優志
2位 山本 大
3位 松蔭 ひかり、松谷 壮一郎 の2名が同点
5位 村上 真璃南
6位 藤森 洸一
井上賞 藤原 寛太、菅井 瑛斗、西田 翔 の3名
聴衆賞 村上 真璃南
芸術文化観光専門職大学長賞 泉 優志
来年の優勝記念東京リサイタルは、この泉優志さんとなります。
泉さんは6才からチェロを始め、中学生で、早くも第89回日本音楽コンクール・チェロの部で3位を獲得。東京藝術大学附属音楽高校に入り、続いて同大学音楽部に入学されました。東京藝術大学時に、福島賞や安宅賞を取り、今年2023年3月卒業時にはアカンサス音楽賞と声会賞を受けています。大学生の時には、2021年度青山音楽財団の奨学生、2022〜23年に公益財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生に選ばれています。
今年9月、ドイツのザールブリュッケンにあるザール音楽大学への留学が決まっています。ここは、ドイツとフランスの国境近くにあり、音楽大学としては超一流と世界から評価されている大学です。
来年の東京リサイタルでの皆さまのご参加ご協力とご声援を宜しくお願い申し上げます。
記・岩浅