2022年06月18日 型染め版画家・田中清さんの個展に行ってきました

田中さんと同期生の首都圏在住者で、「四一会」(昭和41年八鹿高校卒)という集まりがあります。田中さんから個展を居酒屋で開催しているという案内をもらったので、同期生有志で「応援デー」を設定し、出かけることにしました。訪問日を一回に集約することができず複数回に分けて出かけることになりました。
その第一弾(訪問日6月11日)です。

居酒屋の壁面に飾られた約20点の「型染め版画」は、田中清が描いてきた深い思いと世界が静かに語りかけてくるようである。
彼の作品を背にして、彼が語る作風の原点、版画の対象となった自然、植物、生物、道具などについての思い、そして何よりも深い「但馬」に対する愛情をたっぷり聞かせてもらった。
彼は「君らは上京してきてから時代とともに大きく変わった、しかし俺(田中清)は昔も今も変わらないよ」という。「ここまで続けてこられたのは立派だし、一筋だから偉いよ」と友人の声。「これからも元気で、こういう機会を作ってくれよ、そして元気にまた会おう」とお互いエールを交わして、西永福の居酒屋で懐かしいひと時を過ごした。

先日の柳沢さんの訪問記に続いての報告です。(記、山田高)